PixelArtPark8 一般参加してきた
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2025/08/03に開催されたPixelArtPark8に一般参加してきました。PAPの開催は5年ぶり、対面開催は6年ぶりとのことで、出展者も最強、参加者も大量といった感じのイベントでした。

感想
お迎えしたもの全部に触れるとキリがないので、特に印象に残ったものをいくつか紹介します。ここに上げてないものも素晴らしいものばかりでした。
.C Leather Designsさんのキーケース
2年前のTHE PIXEL STREETで見かけた時からずtttっと欲しかったものです。ピクストでは知った時点で既に売り切れ、通販でも気づいたときには既に売り切れ、といった感じでタイミングを逃しまくっていましたが、今回ついにお迎えできました。
既に自宅の鍵をセットし、玄関に置いているのですが、毎朝これをインベントリに入れて出勤できるのが嬉しすぎる。事前にTwitterで在庫数が少ないことを伺っており、開場後真っ先に向かいましたが、その時点で既に残り2個とかだったようです。お迎えできて本当に良かった。
MuscatさんのTシャツ
Tシャツちょっとだけ作りました!#PixelArtPark で販売します🚀🌏 https://t.co/g9eh6PXyI4 pic.twitter.com/k5Cg9VzH5h
— Muscat (@muscat_dot) July 23, 2025
良すぎ~~~
冒頭の写真に写ってませんでしたがお迎えしてます。既に着てたので写っていませんでした。マジでデザインが良すぎる。生地もしっかりしてて良き。
Rui8bitさんのドット絵
#PixelartPark C-8 のお品書きです!
— Rui8bit @PixelArtPark C-8 (@Rui8bit) August 2, 2025
過去作品のポストカードや、アクリルチャームとステッカーを販売します
本日は宜しくお願いします...!#CAPTURETHEGAMES pic.twitter.com/xoEzp2J8xg
特徴的な色選び、色配置ですよね。ブースで解説していただいたのですが(後から知ったのですが作者のお父様だったようです。ご家族で出展されているの良いですね…)、MSXなどの8bit機の描画形式制約に従ったドット絵を描かれているとのこと。詳しくはご本人のnoteで解説されていました。
レトロゲーム機の制約に則ったドット絵を描く( #MSX SCREEN2 )https://t.co/4nd111hZ3d #note
— Rui8bit @PixelArtPark C-8 (@Rui8bit) January 10, 2025
自身が描く絵について考えている事を、少し字に起こそうと試しました pic.twitter.com/e7t7AZmNJT
これが制約と誓約か…
中里さんの『画素芸術造形哲学』
Rui8bitさんのドット絵は”ドット絵”の歩んできた文化・歴史を背景に持つ作品でしたが、対して中里さんの『画素芸術造形哲学』では、その文化・歴史を一切考慮しない “ドット”絵 についての分析・考察が行われていました。
コピー本『画素芸術造形哲学』
— 中里 8/3 PixelArtPark8【I-6】 (@nnnakasato) August 1, 2025
解像度という表現形式において「ピクセル」がどのように造形されるか、基礎的な構造や感覚を自分なりに分析したエッセイです。制作指南ではありませんが、視野を広げるヒントになればと思います。
モノクロ/A6サイズ/本文25ページ(約17,000字)#PixelArtPark https://t.co/kuHU3bvYhI pic.twitter.com/OFMpc13Hxk
めちゃくちゃ面白かったです。一つ一つのピクセルが持つ意味、意義、意志の再認識を促されるという点で、Rui8bitさんのドット絵と似た気分を想起させられました。
momoQuiさんのサイン貰った
やった~~。お二人ともサインのご快諾ありがとうございました。
実は今日8/3は誕生日だったので日付入りサインもらえたのめちゃくちゃ嬉しい。ななみ雪さんのチェキとかにも日付が書かれててうれし。
ライブもめちゃ良かったです。『週3でカレーが食べたい』の盛り上がりよ。JRNY Bitsに収録されてた『セカイの歩き方』も好きな曲なのでライブで聴けて良かったです。
出展情報メモアプリ自作した
毎回こういったイベントの参加時に、出店情報・お品書きをまとめるのに苦労していたので、今回のPixelArtPark8に合わせて出展情報メモアプリを自作しました。シンプルなSPAで、SolidJSで書いています。
主に以下のような機能を持っています:
- マップ画面
- マップタップでその地点の出展者情報にスクロール
- 出展者リストタップでその出展配置位置にマップをスクロール
- お気に入り出展者画面
- メモ画面
- @を使った出展者のサジェスト入力
- サジェストで入力した出展者名はリンクになり、タップでマップ位置を確認することができるようになっています
- @を使った出展者のサジェスト入力
特にメモ画面が結構役に立ちました。事前にここに開場直後の流れを書いておいたおかげで、迷わず行動できました。 フロントだけなので出展情報は一旦ハードコードしてますが、今後別イベントでも活用できるように、良い感じにダッシュボードとか作りたいですね。
というかPaaSみたいな感じで公開して、以下ができるようになるといいのかな~とか考えてます。
- 各イベントの主催者がイベント情報設定
- 出展者が出展者情報設定
- 特にお品書き
- 参加者がマップを閲覧できる
出展者の負担がデカくなってしまいそうですが、少なくともお品書きを一括で確認できる場所はやはり欲しい…その点で今回のPAP8ではカイロソフト非公式Wikiさんがお品書きまとめを作ってくださっていたのが印象的でした。

以前から”クリエイターのプラットフォームを作りたい/支えたい”という気持ちがあって、このメモアプリも将来的にクリエイターの皆さんの活動活性化につながるようなものにしていきたいです。現状はまだ個人用のためコードなど一般公開していませんが、余裕が出来たら一般公開したい。
まとめ
めちゃくちゃ楽しかったです!!! 次回はぜひ暑くない時期での開催を…!
おまけ
今回のイベントに合わせて名札を自作したんですが、結局ほとんど使いませんでした。かなしい。
QRコード内に”eyemono.moe”の字を忍ばせています。これはQRコードの誤り訂正に甘えて単に画像を重ねて作成したものではなく(“invalidなピクセル”を意図的に発生させない)、“正しい”QRコードになっています。ほぼ。(3ドット分だけ文字部分をきれいにするために妥協している)
このQRコードの生成には https://research.swtch.com/qr/draw/ を利用させていただいています。このQRコード中に任意のドット絵を忍ばせる手法の原理については https://research.swtch.com/qart で詳しく解説されているのでぜひご覧ください。かみ砕いて説明すると、URLの後にフラグメントとしてめっちゃ長い数字を付け加えることでQRを操作しています。
もっとおまけ 行動ログ
次回以降のために簡単にメモ。ちなみに一般入場チケットでの参加でした。6/22時点でチケット販売サイト上では既に先行入場チケットが販売終了になっていたため、イベント開催発表(6/15)から一週間以内に販売終了した感じですかね?次回は発表直後にチケット買おう。
- 10:07 日本大通り駅着
- 10:19 ホール前着
- 10:30頃目安で来てくださいとのアナウンスがありましたが、この時点で入り口前の階段に既に100人程集まってました。
- 10:30 待機列形成開始
- 11:20 会場入場
- 事前の案内通りの時間に入場できました
- 12:53 昼食休憩のため退場
- 14:00 再入場
- この時点でもまだまだまだまだ外に待機列が伸びており、やや申し訳ない気持ちになりながらの再入場
- 16:02 退場
10:30の時点で既に会場前にいた人たちはスムーズに入場、それ以降の型の入場に手間取っていた印象